怒涛の9月たね蒔きが一旦完了♪

こんばんは〜。

自然栽培農園「ののの農園」の農園主”かとうまさや”です♪

 

 

たね蒔きたね蒔きたね蒔き

今日は、たね蒔き三昧な1日でした。

9月は秋冬野菜のたね蒔き時期で忙しんです。(少量多品目の場合に限る)

 

今年のたね蒔きの日程は、

9/5、9/14、9/21、9/26の4日間でした。

その最終日が今日!

なぜたね蒔きの日の間隔が短くなっているかというと、これから気温が下がっていくので下旬になるにつれて生育期間が長くなるためです。

この時期は1日の違いだけで、あとあと大きな差になって現れます。

 

逆に春だとこの逆で、だんだんと暖かくなってくるので、日にちが近いとすぐに追いついてしまいます。

だからずらして栽培する場合は、日数を開けてたね蒔きします。

 

 

 

さて、今回蒔いた野菜はこちら↓

左上から、

中生千筋京水菜(野口種苗で購入)、ごせき晩生小松菜(野口種苗で購入)、新晩生小松菜(野口種苗で購入)、金町小かぶ(ホームセンターで購入)。

2列目左から、

ちんげん菜(明石農園さんでいただいた)、矢島かぶ(横田農場さんにいただいた)、本紅かぶ(横田農場さんにいただいた)、城南小松菜(井垣農園さんにいただいた)、京水菜(井垣農園さんにいただいた)、ターサイ(たねの森で購入)、ちんげん菜(野口種苗で購入)、日本ほうれん草(野口種苗で購入)、春菊(ののの農園自家採種)、ルッコラ(明石農園さんでいただいた)

です。

 

それぞれ説明しますかね?

 

・中生千筋京京水菜(野口種苗で購入)→早く育つ早生、遅く育ち大きくなる晩生、その中間の中生と別れるんですが、これは真ん中の。研修先だった明石農園さんでは晩生の水菜を育てていましたが、うちは春に中生の水菜を買っていたのでそのまま今回使いました。違いが出るのか実験!

 

・ごせき晩生小松菜(野口種苗で購入)→これも春に蒔いた時に買ったやつをそのまま今回も試してみました。

 

・新晩生小松菜(野口種苗で購入)→9月下旬になると晩生の品種を選んで蒔きました。上記のごせき晩生小松菜との違いがどう出るのか実験です。

 

・金町小かぶ(ホームセンターで購入)→研修先の明石農園さんでは、9月上旬に「みやま小かぶ」という品種をたね蒔きし、下旬になると金町小かぶにしていました。どうやらこの金町小かぶはみやま小かぶよりも寒さに強いようです 。みやま小かぶという品種の母体となったのはこの金町小かぶです。

 

・ちんげん菜(明石農園さんでいただいた)→明石農園さんでいただいたのをたね蒔き。保険として野口種苗で買ったのも蒔いています。

 

・矢島かぶ(横田農場さんにいただいた)→横田農場さんにたねの交換会の時にいただいたものです。肩らへんが紫っぽくなる品種らしいです。色合いは綺麗そうです。味はどうでしょうかね?

 

・本紅かぶ(横田農場さんにいただいた)→ネットで調べる限りでは真っ赤なかぶです。これもたねの交換会で横田農場さんにいただいたものです。寒さには強いらしいので、9月中旬から蒔いています。

 

・城南小松菜(井垣農園さんにいただいた)→瑞穂町の自然栽培農家井垣農園さんにいただいたものです。世田谷区・大田区で栽培されていた江戸野菜。明治中期から栽培されていたようです。たねが出回っている様子はあまりなく、貴重な小松菜です。味も美味しかったです^^

 

・京水菜(井垣農園さんにいただいた)→これも井垣農園さんにいただいたもの。

 

・ターサイ(たねの森で購入)→ほうれん草のたねが足りなくなったので、その分をこのターサイで補いました。

 

・日本ほうれん草(野口種苗で購入)→トゲトゲしているたねが特徴の日本ほうれん草。チクっとして刺さると結構痛いんです〜。9/21と9/26にたね蒔きしました。9月の下旬がいいらしです。クリーンシーダーという播種機でたねを蒔いたのですが、トゲが当たってか、たねが落ちる場所が削れてしまっていました。赤い根っこが甘くて美味しい昔ながらのほうれん草です。

 

・春菊(ののの農園自家採種)→春菊は発芽率が低い野菜。前に蒔いたものの発芽率がよろしくなかったので今回はいつもより多めに蒔きました。霜が降りると葉っぱが枯れてしまうので、その前に取りきるってのもありですが、ビニールトンネルをしてもいいかなって思っています。

・ルッコラ(明石農園さんでいただいた)→明石農園さんでいただいたものです。イタリアン料理によく使われているゴマのような風味とピリッとした辛さある野菜です。

 

 

 

たねを蒔くには、その場所を開けないといけないので、急ピッチで片付けをしました。

トマト・ズッキーニを引き抜き雑草をとり、マルチを剥がし、耕運機で耕しを出荷日の合間合間にやりました。

 

農地がもう少し広ければ夏野菜の片付けを後に回してたね蒔きに専念できたのですが、狭い場所を有効に使うにはこのようにして、回していかねばなりません。

 

なんとか片付けは間に合いまして、たね蒔きも終了しました。

クリーンシーダーという播種機は黄色いこれ↓

4万円くらいするものですが、これがあるのとないのとでは作業効率が雲泥の差です!

買ったよかったクリーンシーダー!!!

 

ちなみに、このクリーンシーダーでたねを蒔くとこのような溝ができます。

 

無事に終わってホッとしました。

あとは、出荷までの間引きや除草して10月になるとそろそろ収穫できるかと思います^^

 

 

 

まとめ

どのくらいたね蒔いていいのかわからず、とりあえず感覚的にこのくらいだろうっていうので、やってみました。

そしたら結構面積が必要で、片付けながらだったので大変でした。

野菜の根っこが思った以上に深く入っているので、それを抜くのも一苦労。

肥料なし栽培なので野菜が栄養を探して深く根を張っている証拠かなって思います。

 

一つ仕事が終わって安心しました^^

 

 

追伸

今ののの農園では、落花生が旬を迎えています。

生のまま出荷して、それを塩茹でして食べるのが美味しいんです!

うちは、無農薬・無肥料・固定種というこだわりを持って野菜栽培をしていますが、落花生はもっとこだわりを持って出荷されています。

 

収穫された落花生は、畑の近くの高麗川で洗います↓

写真でも大方伝わるかと思いますが、高麗川は泳げるくらいの綺麗な川です。

清流といってもいいでしょう。

なかなかそういった川も少なくなっているみたいですね。

これなら水道水の塩素を気にすることもなく安心でしょ♪

 

そして高麗川で洗われた落花生は、畑で太陽光のもと乾燥させます。

機械などは一切使わずに自然の力を利用した天日干しです↓

このような他ではできないようなこだわりと手間暇をかけて栽培・出荷しているのがののの農園です!笑

 

 

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